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ダクタイル異形管とは

 ダクタイル管は、各種流体輸送用配管材料として300年以上の歴史を持つ鋳鉄管の耐久性を保持したまま、黒鉛球状化処理により、高強度・高靭性を獲得した配管材料です。
  ダクタイル管の引張強さ、曲げ強さは鋼管(STW400)以上であり、適度な伸びと硬さを有しているため、各種流体圧送用の主力管材として、上下水道、工業・農業用水、ガス導管など幅広く用いられております。

 高強度、高水密性、継手の可とう性、鋳鉄特有の高い耐食性、簡単かつ確実な継手施工など、流体輸送用配管材料として多くの特長があります。

 ダクタイル異形管は、鋳型に溶湯(溶けた鉄)を流し込むことにより製造します。さまざまな形状の異形管や継手を作ることが可能です。



ダクタイル鋳鉄とは

ダクタイル鋳鉄は、球状黒鉛鋳鉄とも呼ばれているもので、組織中の黒鉛が球状となっているために表面積が最小となり、地鉄の連続性が保たれるため、優れた強靭性を発揮します。